布団からはみ出した肩が冷たくて、 新八は目を覚ました。
明け方の薄明かり、 まだ起きるには早い時間だ。
暖を求めてすぐ傍らに眠る温源に擦り寄る。
新八は特に寒さに強いわけではないが、 横に眠るこの上司兼恋人は異様に寒さに弱い。
そしてこの糖尿病予備軍上司、 弱いのは寒さだけではない。
春は 「春眠暁を覚えず、 起きられないから新八君、 一緒に寝て」 などと言い新八の布団に潜り込んでくるし、 夏は怖がりの癖に強がってテレビのホラー番組を観ては、 いざ眠る時間となると震えながら、 やはり新八の布団に潜り込んでくる。 秋は 「人恋しい」 などと言い当たり前のように新八の布団に潜り込んでくる。
要するに年中寝床を共にしていた。
「僕が来るまではこの人どうやって眠っていたんだろ……。」
呟いてぬくもりに包まれた。
PR
最新記事
(01/03)
(02/26)
(02/22)
(02/20)
(02/12)
手ブロ
ブログ内検索
アクセス解析
カウンター