「宣誓っ!
……俺は、 何があってもお前より一分、 一秒でも長く生きることをここに、 誓いますっ!」
これまでの短くはないが長いとも言えない半生、 銀時はあまりに多くのものを失い過ぎた。
仲間だとか絆だとか、 矜持だとか…… そんな青臭い、 それでもきっと必要だったものたち。
新八がこれからの生で失うもの。
それを少しでも僅かなものにするためならどんなことでもしてのける覚悟があった。
何よりも愛しいから。
例え、 己が新八を失っても。
だから、 誓ってみた。
「……奇遇ですね、 僕もアンタより先に死ぬ気はありませんから。 安心して僕より先に死んでくださいね。」
幼いうちに大切な人を失った新八もまた、 考えは同じだった。
記憶には残せなかった、 それでも確かに与えられていたはずの愛情。 平穏や団欒。 いくつかはきっと、 取り戻せた。 愛しきものによって。
だから、 銀時には何一つ失って欲しくはない。 だって何よりも大切なのだ。
例え、 己が銀時を失っても。
失っては取り戻した。 互いの空虚を埋めあっては共有した。 生まれたものを育んだ。
二人で築いた心は強大で、 同等。
仕方なく、 互いを守りあって生きることを二人で誓った。
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。
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